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初めての方へ

 

 

 このページでは当工房へ初めて御依頼くださる御客様や、当工房への御依頼を御考えの御客様のために、御依頼時の注意点、及び当工房の研磨方針や御引き受けできる御刀の基準などを記させていただきました。

 料金表ページとの重複点などもございますが、愛刀の研磨を御検討の際の参考にしていただけると幸いです。

 

 

 

 

 

① 御問い合わせの際の御留意事項

 

    

 研磨御依頼の際は予め料金表をご参照下さい。

 御見積もりに関しましては現物を拝見しませんと正確には申し上げられませんので、御見積もり御希望の御客様におかれましては御面倒でも当工房が指定する日着で御刀を御送りいただきますように御願い致します。

 また、正式な御申し込み以前に納期の目安(御客様の御希望も含め)については御応え出来ませんので悪しからず御了承くださいませ。

 

 御客様からの最初のメールに関しましては全て ”お問い合わせ”として承っております。

 正式な研磨御依頼の受諾(研磨契約)はメール交換の上、現物の御品をお送りいただき、料金、納期などを御納得いただいてからとなりますこと御了承いただきますよう御願いいたします。

 

② 初めての御客様のご依頼は原則一振りでお願い致します。

 

  初めてご依頼される御客様のなかには複数振りをご希望の方がいらっしゃいます。

 当工房といたしましては本当にありがたく感じております。

 しかし、まずは最初に一振りをご依頼いただき、その仕上がりを御覧になられて、当工房の研磨技術レベルをご確認されてから二振り目以降をご依頼いただくほうが御客様にとりましても確実な方法ではないかと考えております。

 御理解、御了承のほどよろしくお願い致します。

 なお一振り目を納品直後(1週間以内)に二振り目をお送りいただく場合の送料につきましてはサービスとさせていただきます。

(小柄小刀のご依頼及びリピーターの御客様につきましては該当いたしませんので複数本の御依頼も承ります)

    

③ 当工房では御客様との信頼関係の形成を考えております。

   

 

 インターネットでの非対面取引で大切な御刀を御預かりする以上、メールでの研磨報告は勿論のこと、着手予定日、研磨中期間を空けてしまう場合は再着手日、研磨完了予定日など、頻繁にメールで御連絡させていただきます。 

 御預かりと同時に御預かり証を郵送いたします。

 御客様の御手元に御返しできる日まで安心してお任せいただけるよう、最大限の努力をさせていただきます。

 ”御注意” メールでの御申し込みや御問い合わせのないまま一方的に刀を送りつけてくる方が稀にいらっしゃいますが、絶対になさらないでください。厳守願います。

 

④ メール交換の重要性について   

 

 

 インターネットからの御依頼における基本的な連絡手段はメールとなります。

 そしてこのメール連絡が非対面取引における信頼形成の手段になります。

 御預かりしてから御手元にお返しする日まで出来るだけ頻繁にメール交換をしたいと当工房では考えております。

 当工房からの研磨報告に対して全く御関心のない方、メール交換をする気のない方、メールが苦手という方,またはメールが困難な環境(お仕事の都合等)の方からの御依頼は残念ながらお引き受けできません。

 非常に高価な美術品である日本刀をネットで委託する(委託される)というリスクと利便性をお互いに充分踏まえた上で当工房からの研磨報告への御返信等、御刀を御手元にお届けするその日までメールをいただける御客様のみ御依頼を承ります。何卒よろしくお願い致します。

 

 

⑤ 刀剣研磨は完全な手作業です。

   

 日本刀の研磨は世界中でも類を見ない、美術品としての精美で緻密な研磨作業です。

 そのため機械などを用いる余地は全くないと言ってよく、完全な手作業で行っております。

 御預かりしてから御返しできるまで、時には数ヶ月御待ちいただくこともございます。

 この点を充分御理解くださいますよう、御願いいたします。

 

 

 

 

⑥ 当工房では原則として御預かり順に着手しております。

    

 御客様から御預かりしてから実際に着手するまで、タイムラグが必ず生じます。

 これは御預かり順に着手しているからです。

 ただし、短刀や小柄小刀などは能率のために他の御客様との同時進行をする場合もありますので比較的早く着手できることもございます。

 詳細は御預かりした時点で御報告させていただきます。

 なお、いかなる場合も優先着手の御希望や 納期指定(遅延指定も含む)の御希望には御応え出来ませんので御了承ください。

 

 

 

 

⑦ 御刀の詳細をお知らせください。

    

 

 登録証記載の刃渡り、反り、の他、樋や彫刻の有無、現代刀か時代刀か、或いは錆や研ぎ減りの状態などお知らせください。

 特に、樋、彫刻の有無、現代刀、特殊形状などは割増料金が発生しますので御留意下さい。

 また、研磨料金表に載せてあります各御留意事項なども充分御読み下さいますますよう、御願い致します。

 

 

⑧ 当工房は美術刀研磨を行っております。

 

   

 研ぎ減りが著しく、もはや美術品としての研磨が不可能な御刀や錆が深く、あきらかに美術品として修復が不可能な場合は御引き受けできないことがございます。

 また、昭和刀や満鉄刀、新日本刀や興亜刀などの無鍛錬刀は戦時中の道具ではあっても美術品ではありませんので研磨対象外です。

 

 

⑨ 当工房では御刀の価値を考慮した上で御引き受けいたします。

 

    

 研磨にかかる料金は決して安いとは言えない金額になります。

 そのため、御刀の相場価値以上に研磨料金がかかる場合はお客様に再検討をお願いする場合がございます。名刀も鈍刀も研磨という作業自体に何等変わりません。同じ手間を要します。

 ですので、安価な錆刀ほど刀身自体に対する研磨料金の比重が大きくなります。

 また、神経質な方の場合、僅かな手入れヒケのみ除去して欲しいと言う場合もありますが、当工房で現物拝見させていただき、研磨不要と判断した場合は御断りすることがあります。

 無駄に御刀を減らさないと言うことを当工房は考えております。

 

⑩ 御依頼は所持者御本人が御願いします。

 

    

 時々、「知人から頼まれた」、「友人から預かっている」等の御刀の研磨御依頼や御相談をいただきますが、第三者仲介による御申し込みは御断りしております。

 ネットにおける非対面取引ですので所持者御本人と充分な連絡が取れないというのは、当方にとっても、所持者にとっても不都合が生じる可能性も考えられますし、トラブルの元にもなりかねません。

 そのようなことから必ず所持者御本人が御申し込みくださいますよう御願いします。

 

 

⑪ 他で研いで間もない御刀の研ぎ直しは御断りしております。

 

     

 当工房以外の研師先生に御依頼し、その仕上がりに御不満のために直後に当工房に研ぎ直しを御依頼される御客様が極稀にいらっしゃいますが、そのような事は御断りしております。

 当工房以外で研いで間もない刀を研ぎ直すということはその研師先生の研ぎを否定することになると考えます。同業者を否定するような行為を当工房は絶対したくありません。

 御依頼された研師先生に再度ご相談なさることを御勧めいたします。

    (どんな業種、職業にも人間関係や礼儀、暗黙の掟があるものです。御理解のほど御願いします)

 

   

⑫ 御家族の御理解も頂いた上での御申し込みをお願いしております。

 

 日本刀の研磨諸工作には決して安くはない料金がかかりますことから研磨を御申し込みの際には御家族とも充分御検討の上、御申し込みいただきますよう当工房ではお願いしております。

 また、あってはならないことですが研磨着手中、或いは研磨完了直後に御客様側の御事情の変(御本人の入院等)で御本人と連絡が出来ないような事情が発生した際に当工房で御客様の御刀をお預かりしていることを御家族の方が御存じないと宙に浮いてしまう形となりその後の取り扱いに支障が生じてしまうことにもなりかねません。

 御家族にとっても家宝となり、お子様からお孫さんへと受け継がれていくものでもありますから、そういう意味でも御家族の御理解御承諾の上で御申し込みいただきますようお願い致します。

 

 

 お客様側の御事情の変化は必ずお知らせいただきますようお願いいたします。

 

 当工房では御預かり順に着手し研磨をしております事から、着手まで数か月お待たせしてしている場合に、お客様側でお申込み時とはご事情が異なってしまう可能性(御本人の御入院、海外への長期御出張や社会情勢の変化等々・・・)も当然考えられます。

 その場合は速やかに当工房にご連絡をお願いいたします。

 お客様の御事情でキャンセルなされる場合は基本的にキャンセル料金をいただくことになりますが当工房といたしましては誠意ある御客様に対しましては、お客様本位に臨機応変に御対応させていただきますので何卒よろしくお願い申し上げます。      

           

⑭ 刀剣研磨を通しての交流を大切にしております。

 

     

 当工房ではインターネットを通して全国の愛刀家の皆様との交流を大切にしたいと考えております。

 研磨御依頼の御客様御一人御一人と信頼関係を築きながら、同時に刀友になれたらと考えております。

 そのためにも、御依頼いただいた御刀にとって、また、御客様にとって最善の研磨はなにか、いつも考えております。

 出来る限りの誠意をもって御相談に応じたいと考えておりますので何卒宜しく御願いいたします。

 

 




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